古代の作物を使って現代の中学生が和菓子を開発しました。はるか昔、弥生時代に現在の静岡市内で栽培されていたというコメを使った「おはぎ」の販売が1月23日から静岡県内各地でスタートしました。販売が始まったのは赤米を使った「ユメおはぎ」です。赤米は、弥生時代に現在の登呂遺跡周辺のエリアで栽培されていたとされる栄養価の高い米です。<生徒>
「よかったら、試食いかがですか?」
<来店客>
「あ、おいしいです!」原料の赤米を育てたのは、地元の城南静岡中学校の生徒たちです。<城南静岡中学校3年 橋本貴祥さん>
「登呂遺跡とこの部活を知ってもらいたいというのが1番大きい」
「よかったら、試食いかがですか?」
<来店客>
「あ、おいしいです!」原料の赤米を育てたのは、地元の城南静岡中学校の生徒たちです。<城南静岡中学校3年 橋本貴祥さん>
「登呂遺跡とこの部活を知ってもらいたいというのが1番大きい」
生徒たちは「地域貢献部」という部活に所属。登呂遺跡の“復元水田”で田植えから収穫まで行ってきました。赤米と地元の魅力を発信しようと、生徒たちが考えたのが伝統の和菓子「おはぎ」の開発。弁当チェーン「天神屋」とともにレシピを考案しました。<城南静岡中学校3年 橋本貴祥さん>
「やっぱり赤米のプチプチした感じと甘みが出ておいしいです」
<城南静岡中学校3年 和田匡平さん>
「おやつとかにもちょうどいい量なので、おやつに出してもらえたら最高です」
試食会で改良を重ね赤米独特の食感と甘みをいかし食べやすい小ぶりの「おはぎ」に仕上げました。<天神屋広報部 北川実里部長>
「静岡の地元の生徒さんと夢のような形をできるっていうことに天神屋が協力できたことをすごくうれしく思う」
生徒たちの夢が詰まった「ユメおはぎ」の販売はきょうからスタートしました。
<生徒たち>
「僕たちが登呂遺跡で収穫したお米で作ったおはぎです」
ほんのり赤色で見た目もかわいいおはぎをまとめ買いする人も!
<男性客>
「おいしそうと思った。味とか食感とかつぶつぶしているので」
<女性客>
「珍しいかなと思って、赤米で」
<城南静岡中学校3年 和田匡平さん>
「自分たちみんなで頑張って作ったのでとってもうれしいです」
<城南静岡中学校3年 橋本貴祥さん>
「赤米をきっかけに部活のこと、登呂遺跡のこと、赤米のこといろいろ知ってもらえたらという気持ちでやっていきたい」
「ユメおはぎ」は静岡県内の「天神屋」30店舗で、2024年4月上旬まで販売される予定です。
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbs/957756
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