熊本市の鶴屋百貨店で、11日から恒例の『くまもと和菓子まつり』が始まりました。今回は特別企画として明治時代の和菓子を再現。会場で試食できるほか、一部は販売もしています。
鶴屋百貨店で毎年6月16日の『和菓子の日』に合わせて開催される恒例の『くまもと和菓子まつり』です。
熊本県菓子工業組合の加盟店自慢のどら焼きが勢揃いしているほか、北海道旭川市で開催中の『あさひかわ菓子博』で受賞した菓子などが並んでいます。
今回の特別企画は『明治時代の和菓子の再現』。
熊本の職人が残した明治27年の『菓子覚帳』に記されたレシピを基に現代の職人たちが9種類の菓子の再現に取り組みました。
【『千代セン飴』】
「くずを入れたら柔らかくなって味は普通かと。お試しに」
【来店客】
「おいしいです」
当時の甘さや食感の基準がよく分からない中、職人たちが再現した菓子を試食したお客さんの反応は…。
【店頭のやり取り】
「ぜひ約130年前のカステラも食べてみてくたさい」
【来店客】
「フワーッとしている。ようこんな感じに」「技術です。昔の人は技術でこういうふうにフワフワに」
【『ようかん』を試食した来店客】
「甘さ控えめで、おいしいです」
一方で、こんな反応も…
【『上用まんじゅう』を試食した来店客】
「もうちょっとモチモチした方がいい感じでした」
このほか、一つ一つ丁寧に作る生菓子の実演も見ることができます。
※14日(土)15日(日)16日(月)限定
『くまもと和菓子まつり』は熊本市の鶴屋百貨店で6月16日(月)までです
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