試作を繰り返しつつ、残念な経験をしたことが幾度となくあります。
抹茶パウダーを使用すると…
●発酵が遅くなる(イーストの働きが悪くなるため)
●グルテンの繋がりが悪くなるため、膨らみが悪く重い食感…
●水分を多く吸うため、グルテンができにくく生地がべたつきやすい
抹茶の風味を活かしつつ、膨らみもよくなるように工程と配合を組んでいます。
発酵不足になるとふんわり膨らみません。
翌日もしっとりとしたプレゼントにピッタリのちぎりパンです♪
◎ポイント◎
①インスタントイースト(サフ金)を必ず使ってください。
低糖生地用のイーストでは、発酵が遅くなりボリュームが出なくなります
②仕込み生地を作り熟成させることで、グルテンの繋がりを良くします
③窯伸びの良いキタノカオリを使います。他の粉だと扱いや膨らみに差が出ます
④焼き上げ後、遮光して保管してください。
抹茶の色が褪せてしまいますので、できるだけ早く食べる事をおススメします。
【材料】15㎝角型(高さ4.5㎝)1個+18㎝丸型(高さ5.5㎝)1個
*仕込み生地*
・強力粉(キタノカオリ)100g
・水 100g
*本ごね*
・強力粉(キタノカオリ) 200g
・抹茶パウダー 12g
・インスタントドライイースト(サフ金) 2.5g
・塩 5.0g
・きび砂糖 50g
・水 30g
・牛乳 100g
・食塩不使用バター 30g
*ホワイトチョコチップ 80g(捏ねあがりにまぜる)
【工程】
*1日目*
①仕込み生地を均一にまぜる
②室温で30分ねかせる
③捏ね:バター以外の材料を捏ねる
(ニーダー中速15~20分)
↓
バターを入れてさらに捏ねる
(ニーダー中速5~10分)
↓
数回たたいて丸める
〈捏ねあげ温度26度±2度〉
↓
ホワイトチョコチップをまぜる
④室温発酵*目安*
・夏 1時間~(1.1倍)
・春秋 1~2時間(1.3倍)
・冬 2~3時間(1.5倍)
⑤冷蔵発酵
(野菜室、夏場は冷蔵室の場合あり)
*2日目*
①復温 1時間室温に置く〈発酵倍率2.0~2.3倍〉
②分割18個(9等分×2)
③ベンチタイム10~15分
④成形
⑤二次発酵(35~40℃)50分~
⑥表面に霧吹きをする
⑦上下2段に天板も予熱したオーブン170℃25分
【動画の訂正】
焼成前準備の部分で、【クープをいれてバターをおく】という記載がありますが、この工程はありません。霧吹きのみになります。確認不足で混乱させてしまい申し訳ありません。
*糖分が多い生地なのでべたつきます。手ごねもできますが上級者向きです。
*HB(ホームベーカリー)使用の場合は、グルテン膜の状態をよく見て、生地温度の上昇に注意してください。
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