前回から、五日市南口から湯来ロッジを目指す広電バス湯来線の沿線を旅しています。
広島工大入口バス停から発車オーライ!前回は大寒波の中、五日市駅南口を出発し、私河野がどうしても行きたかったおはぎ屋さんへ到着。
開店時間まで待っていると…
【ちいさなおはぎ屋 中村愛子さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「気付いてくれた」
「あの勇介の同級生の…」
「そうです!お母さまですか?河野です。やっと会えた、やっと来られた。大学の同級生のご実家なんですよ。見させてもらってもいいですか?」
「どうぞ、どうぞ」
「ちいさなおはぎ屋」2015年、広島市佐伯区にオープン。
店頭には早朝5時から仕込み始めるという中村ご夫妻手作りの色とりどりなおはぎが並びます。
【ちいさなおはぎ屋 中村愛子さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「こんなに種類があるんですね」
「今はバレンタインに向けて、ちょっと」※2月6日取材
「なるほど」
「珍しいよ、おはぎでチョコだよ」
「ないです、なかなか」
「これどうなってるんですか?」
「そうですね、漉し餡の中に純ココアを混ぜ込んでまして。で、ちょっと生チョコみたいな感じの食感に」
「上に乗ってるのは?」
「チョコなんですけどね」
「やー、嬉しい」
「ちょっと、とろけるようなチョコをのせて」
「どう?恋乃葉ちゃん、気になるのは?」
「栗とかも聞いたことがない」
「白あんべースなんですけどね。クラッシュした栗を混ぜ込んでいまして。
どこ食べても栗みたいな」
「えっ!いいですね」
「そういうの好き」
35人で食べる超特大「おはぎ」
「あと、あそこ」
「いや、気になりました」
「気になったでしょ?」
「はい、一番最初に…ケーキ!」
「これどうなってるんですか?」
「大きくなりました」
「大きくなっちゃった!」
「ご年配の方70が70歳の誕生日なんだけど、ちょっとおはぎが大好きじゃけん、大きいの作れますか?って言って頂いて。で、その方に最初を作らせていただいたら、また次も作って欲しい。作って欲しいってなったんで。これはもしかして、商品化したらいいのかもしれないなと思って。4、5号があるんですけど、何回か7号とか」
「7号」
「すごい大きいのですけど」
「7号どれぐらいですか?」
「この位ありますね」
「おー!」
「まだ大きいのがありまして。おはぎ35人で食べるけえ、35個分のきな粉で作ってもらえんかって」
「えー!」
「こんなになって」
「はははは。すっごー!一升餅みたいな感じ」
「一升餅、ふふふふふ」
どうしておはぎ屋さんを
「どうしておはぎを?」
「もともと夫婦ふたりとも餡子が大好きだったんですけど、お互いのおばあちゃんの餡子が忘れられなくて。徳島の方に父の方のおばあちゃんがいるんですけど、おばあちゃんが『あんまん』を作ってくれたんですよね」
「あんまん?手作りで?すごい」
「あんまんにちょっと塩味が効いてて、おいしいですよね。すいません。
長くなっちゃった」
「いやいやいや」
「主人がお婆ちゃんに作ってもらってた餡子の味が、やっぱりふたりで『これ、いいよね』っていう味が同じだったんですよ」
それでは、そのおばあちゃんの餡子の味、確かめさせてもらいましょう。
この日店頭に並んだ10種類の中から一つずつ選びます。
【ちいさなおはぎ屋 中村明さん・愛子さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「1個」
「迷うな」
「1個だよ?それに時間かかりますよ」
「いや、そうですね。バス何個乗り遅れるか」
「ええ」
「一個ですね、是非食べてもらいたい物があって、それとは別なんですけど。広島県の大納言小豆で作った粒あんがあるんですよ。それもぜひ」
「迷うなー。迷うなー。チョコか栗」
「どっち?」
「栗」
「栗?じゃあ私はチョコ」
「ありがとうございます」
それではチョコと栗のおはぎに加えて、中村さんからのサービス!県内産大納言小豆を使ったおはぎも頂きます!
【ちいさなおはぎ屋 中村明さん・愛子さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「あ、父ちゃん帰ってきた」
「あ、お父様ー。おかえりなさいませ」
「頂いています」
「お邪魔しております」
「テレビ出ている人じゃー。どうぞ!どうぞ!衣装に着替えてきます」
「あ、衣装に」
「衣装?」
<恋乃葉さん栗おはぎ試食>
「うん!思ったより栗。強い。甘いです、しっかり甘い。つぶつぶ感がおいしい。
最高じゃないですか」
つづいて、私が選んだ冬限定のチョコおはぎを頂きます。
<河野アナチョコおはぎ試食>
「おー、うんうんうん。チョコレートだ。餡もちょっと風味としてはあるんだけど、それよりもココアの風味。チョコレートの方が強くて。あっ、なくなったなあと思ったら、一緒にこうジワーっと生チョコが溶けてくる」
気になる「おはぎ」を実食
<恋乃葉さんチョコおはぎ試食>
「わー。うん、おいしいー」
最後は定番、餡子のおはぎ。県内産の大納言小豆が使われています。
【ちいさなおはぎ屋 中村明さん・愛子さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「作りたて?」
「はい、作り立てです」
「いただきます」
<恋乃葉さん、県産大納言小豆を使ったおはぎを試食>
「うん!うん、美味しいです。つぶつぶ感がすごいけど、しっとりしてるっていう。
塩味もわかります。お米がモチモチ」
「おー、じゃあ私も広島大納言」
<河野アナ、県産大納言小豆を使ったおはぎを試食>
「本当だ。確かにつぶ感がしっかりしてますね。あずきも旨味がありますね。
美味しい。これはこれぐらいでも食べちゃうな、これ」
「そうですね、ぺろりです」
「ペロリだね。いつの間にかのお父さんも登場されました。勇介君にそっくりですね」
「ははははは」
「そうなんですね」
「また2人並ぶとより、やさしさが溢れてる」
「来て良かったです」
「あー、ありがとうございます」
「ここをおすすめしてもらって、河野さんに。ぜひ食べてほしいって言ってたんで」
「これで湯来まで頑張れます」
「湯来行くん?湯来?」
「頑張って行ってきます」
「いってらっしゃい」
「行ってきまーす」
優しい中村夫妻に励まされ、エネルギーチャージ完了!ゴールの湯来ロッジは遥か先。
先を急ぎます。
【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「あれ?30面体とかじゃないんですか。なんか先を急ぎましょうって言いながら、何かバーンって行けるようなないんですか?」
「こういったものを用意しました」
「あ!あるじゃないですかえー、どうしよう」
「何だろう。何が出る?」
「これにします。あ、え?」
「なんかめくれる」
「いきますよ!」
「変顔!」
「変顔?ははは!」
「変顔をクリアしたら、×2を使わせてもらえるってこと?」
「えー!」
次回もゴールの湯来ロッジ目指して広電バス湯来線を突き進む!そして恋乃葉ちゃんの変顔も見逃せません!
〇「ちいさなおはぎ屋」
広島市佐伯区五日市中央3丁目
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